家族が原因で精神的に傷つけられた経験から、毎日気分が塞ぎ込んでしまったり。
感情のコントロールができなくなって、突然可笑しくなって笑ってみたり。
次の瞬間には泣いたり、怒りや憎しみの感情が押し寄せてきて。
自分が何者なのか、どういう状況にいるのかさえ分からなくなるほど精神的に不安定になったことがありました。
そんな時に私がした対処法はというと、まずはとにかく人に会わないようにして家に閉じこもりました。
人に会わないことで自分と向き合う
人に会わないで引きこもることは、一見すると精神をさらに不安定にさせるように思うかもしれません。
実際、状況によっては精神を不安定にさせることもあるかもしれません。
私の場合は他人からの目や評価から遠ざかりたいという気持ちと、自分が1人になった時に心の中に眠る本当の気持ちが分かると思ったのでした。
そのため出来るだけ人と会わないようにして、自分の本当の感情を引き出すために1人になれるように家に引きこもることにしました。
期間は1ヶ月ぐらいかかった
家に閉じこもってから1ヶ月くらいした時に、それまで自分の心の深いところに蓋をしていた感情や気持ちが露わになりました。
私は、傷付いて、寂しくて、人に頼りたいのに強がっていて、それが精神的に負担となっていました。
喜怒哀楽の表情がおかしくなったり、精神が不安定になっていたのだと自分で気付くことが出来たのです。
それに気付けたので、徐々に家から出て体を動かすようにしました。
自然と体を動かすようになった
家に引きこもっている時はじっとして瞑想をしたり、考え事をすることが多かったです。
逆に家の外へ出るようになってからは長距離を歩いてみたり、たまに走ってみたりして体を思いっきり動かしました。
そうするとそれまでは考え事ばかりしていた思考が、段々と考え事をしなくなり無の状態を保てるようになってきました。
そして精神的に安定感が生まれました。
以前は何かと気分がすぐに入れ替わり、特に怒ったりイライラしたりする事が多かったのですが…体を動かすようになってから気分の安定が得られました。
次の段階は、人に慣れること
体を動かすことで気分のコントロールが何となく出来るようになってきたら、次は人がたくさんいる場所へ行くように心がけました。
最初は人ごみの中へ行ったりして人が多いところに慣れさせて、次は人とコミュニケーションを取れるような習い事や集まりへ行って人と話すようにしました。
仕事では人とあまり話す機会がない職場なので人との関わりがなく、コミュニケーションが取れないことが多かったです。
人がたくさん集まる場所へ行って人と話し、コミュニケーションを取るようになってからは大きな変化が生まれました。
どんなところへ行っても人と話すことが平気になったり、被害妄想を抱くことがなくなったり、人に対して敵対心を抱かなくなりました。
私は、このようにして精神的に不安定な時に対応しました。
対処法は人それぞれ
上記の内容は必ずしも誰もが精神的に不安定な状況から立ち直れる対処法であるとは限りませんが、私の場合は上記の方法で対処しました。
なにより、精神的に不安定になったら頼れる人がいれば人に頼ったり、他者に助けを求められると良いのではないかと思います。
精神的に不安定になると、正しい判断が出来なくなってしまったり、いつもの自分とは違くなってしまったと感じてしまいます。
すると何かと悲観的になってしまうと思いますが、きっといつかは辛い状況から抜け出せるきっかけが訪れると思います。
まとめ
自分を信じて、他人も信じることが大事です。
きっと自分を許せて、他人も許せる時が訪れると信じてみてください。
心は目に見えないものですが、労ってあげれはいつか必ず自分にとって良い状態になると思います。
不安定な心さえも大事にして、傷付いた心を癒すことに集中すると良いと思います。
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